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Dental Study Group JODS Spring Convention
毎回各分野の旬な先生から講演していただいている勉強会JODSに参加してきました。
よく年配の方から「昔は歯医者に行くとすぐ歯を抜かれた」という話を聞きます。考え方の変遷、また治療技術や器材の限界もありますが、近年では様々なオプションが増え、以前は抜歯と診断されたような歯でも保存することが可能になってきました。
講演テーマは【天然歯の保存にこだわる】です。
虫歯の大きさにより切削範囲や神経の喪失は、将来的に歯を失うことにつながります。そのため虫歯のみを切削し歯質や神経の保存に努めること、そして質の高い齲蝕治療や歯内療法を行い可及的に再介入のリスクを減らすことが、歯を保存するために大切です。
広範囲に及ぶ歯質の欠損や歯周組織の破壊等が認められる場合の対処は難しいですが、たとえ一歯への対応であったとしても、保存のため、患者さんの希望やライフステージ、コストベネフィット等を考慮していきます。